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報告書

「2008年度外国語科目の学生による授業改善のためのアンケート
(通年開講科目分)」 集計結果について

 「2008年度外国語科目の学生による授業改善のためのアンケート(通年開講科目分)」が、この10月にFD委員会によって実施され、このたび集計結果がまとまりました。
 この授業アンケートは、「2007年度全学共通科目の学生による授業評価アンケート」に続くもので、昨年度のアンケート対象科目から除いた外国語科目について実施しました。授業に対する学生の理解度や意見・意識等を把握し、授業方法の改善に役立てることを目的としており、今年度からアンケートの名称を「授業改善のためのアンケート」としました。FD委員会及び一般外国語教育センターから選出された委員によるアンケート実施委員会を設置しアンケート質問項目を決定するなどして、実施の運びとなったものです。

実施概要
 2008年度のアンケートは、通年開講科目及び秋学期開講科目のそれぞれに実施することとしました。この10月に実施した授業科目は、通年で開講されている外国語科目の374科目であり、2008年度に開講されている外国語科目の85%以上を占めています(国際教養学部開講科目を除く)。
 大きな特徴としては、授業改善という目的により適うように、これまでとは異なり授業の最終週(または1週前)ではなく授業の中間でアンケートを実施したことです。これにより、通年開講科目分のアンケートを10月14日(火)〜10月31日(金)の2週間余りに亘って実施しました。個々の授業科目のアンケート結果については、自由記述意見を含めた集計表を作成し、12月1日付で担当教員に送付済みであり、今後の授業改善への活用が期待されます。
 また、アンケートは、教学支援システム「Loyola」のアンケート機能を利用して実施しました。これまで閲覧機能しかなかった「Loyola」のモバイル部分を改修し、アンケート実施期間中の24時間いつでも、PCだけでなく携帯電話からも回答できるようにしました。
 なお、通年開講科目分アンケートの有効回答数は、授業登録者総数10,232人に対し29.4%にあたる3,005件でした。

質問項目
 質問項目は別表のとおり。アンケートは無記名で、選択式及び自由記述式で構成されています。「2007年度全学共通科目の学生による授業評価アンケート」の質問項目を参考としましたが、授業改善に向けより直結するような質問や外国語科目に特有な質問を設定するなど工夫しています(設問8及び9参照)。質問は、「学生自身についての質問(設問1〜4)」、「授業内容・方法についての質問(設問5〜11)」、「授業環境とカリキュラムについての質問(設問12〜15)」の3つに大別し設定しました。自由記述式では、「設問11 (授業を履修してよかったと思うか)に対しての理由」、「設問15 外国語科目について、良い点、反対に改善すべき点」を任意に記入してもらうこととしました。

集計結果
 アンケート結果は、FD委員会事務局で集計を行いました。全体集計の結果は別表のとおり。「設問10 この授業を履修してよかったと思うか」の質問に対しては、「そう思う」、「どちらかと言えばそう思う」と回答した学生が、全体の75%以上を占めています。
 また、この全体集計の他、科目を9つの語学(英語、ドイツ語、フランス語、イスパニア語、ロシア語、ポルトガル語、イタリア語、中国語、コリア語)に分け、語学別集計表を作成しました。

 なお、秋学期開講科目(国際教養学部開講科目を含む)についても、12月10日(水)〜12月24日(水)に亘って同様のアンケートを実施しており、全体としての集計結果をとりまとめて報告書を作成予定です。

「2008年度外国語科目の学生による授業改善のためのアンケート」
集計結果【PDF 27KB】

 
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