2006年度第1回FD講演会
2006年12月6日開催
「組織的取り組みとしてのFD活動」
FD委員会では、教育の質的向上に向けた全学的な取り組みの一環として、2006年第1回FD講演会を開催しました。
今回は、全教職員を対象としたFD講演会としては1回目ということで、講師には、FD活動について先進的な取り組みを行っている同志社大学から、圓月勝博同志社大学教育開発センター長をお招きし、「組織的取り組みとしてのFD活動」をテーマに講演いただきました。
講演では、まず、1998年10月の大学審議会答申「21世紀の大学像と今後の改革方策について−競争的環境の中で個性が輝く大学−」に始まった、FDの義務化に向かっての歴史的経緯が説明されました。続いて、同志社大学教育開発センターを例に、FDの支援体制・組織及び具体的活動内容について紹介がありました。
圓月氏は、組織的FDの重要性を強調し、特に教育改善の継続性を担保するには組織的であることが必要であると話しました。また、私立大学においては教職員一体のFD活動が有効であり、今後SD(スタッフ・ディベロップメント)も求められてくると付け加えました。
講演会の参加者からは、「FD活動の全体像がわかって良かった」、「具体的な内容で分かりやすかった」との声が聞かれ、大変好評でした。
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