2007年度第1回FD講演会
2007年6月6日開催
「授業評価アンケートをどのように授業改善に活用するか」
FD委員会では、6月6日に、2007年度第1回FD講演会を開催しました。
今回は、教授法開発室室長として大学のFD活動立ち上げの中心となってきた、原清治佛教大学教育学部教授(教職センター長兼通信教育部長)を講師にお招きし、「授業評価アンケートをどのように授業改善に活用するか」をテーマに講演いただきました。
講演は、原教授が準備した豊富な資料をもとに進められ、教授は「様々な大学で授業評価がなされているが、一番問題なのは形式化・形骸化した授業評価で、それは単なるアリバイ作りに過ぎない。授業評価で大切なのは、授業評価をフィードバックする仕組みを確立することであり、授業をバックアップする教育支援システムを構築することである。」と話されました。そして、佛教大学で構築した自律的学習システム=l-support(エルサポート)システムの紹介があり、大人数講義でも学生に参加意識をもたせることが授業の活性化につながるとまとめられました。
参加者は大変わかりやすい講演に熱心に耳を傾け、講演後には活発な質疑応答が交わされました。FD委員会では、秋学期にも2007年度第2回講演会を企画予定です。
なお、本学でも、今年度、全学共通科目の授業評価アンケートを春学期、秋学期のそれぞれに実施します。春学期開講科目は、7月中旬〜下旬にかけてWEBアンケートシステムにより実施予定です。
●講演会次第へ [PDF 26KB]
●講演会資料をご希望の方は、FD推進担当までご連絡ください。
|