David Marsh教授によるFDワークショップ報告
2009年11月30日開催
「英語での講義を成功させる専門技能の構築」
上智大学国際化拠点整備事業により、来日された内容言語統合型学習(CLIL)の世界的権威であるディヴィッド・マーシュ氏(フィンランド・ユヴァスキュラ大学)による一連のプログラムは11月26日から30日にかけて行われました。
FD委員会では11月30日(月)午前11時から12時30分および午後5時00分から6時30分の2回、
図書館8階821号室にて本学教員・大学院生向けにワークショップを開催しました。
各ワークショップでは、まずは参加者に英語で教える意義(教員と学生の英語力向上、国際的活躍の機会向上、他国の大学との交流など)を気づかせ、その上で「足場作り」、「ティーチャートーク」、「コア語彙」、「ダイアログ型講義」、「社会構築主義」、「4つのC(content,cognition,communication,culture)による授業デザイン」といったCLILの教育原理が与えられました。参加人数は合計50名(教員40名+大学院生10名)で、学科、国籍、年齢を超えた英語でのグループディスカッションが活発に行われました。
CLIL導入には、教員側にも相当の負担はあるが、教育の質を高める効果は大きい。他国のCLIL導入例を
参考にしつつ、上智でのCLIL活用に向けて地道に継続的な取り組みを続けて欲しいとマーシュ氏は語られました。
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