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活動学生による授業アンケート
Good Practice 2015年度春学期
東南アジア研究入門 I
鈴木 佑記
受賞のコメント
この度は、「東南アジア研究入門 I」が「Good Practice」の一つに選ばれたことを、とても驚くとともに、素直に喜ん でおります。選考委員の先生方をはじめ、真面目に講義を受講していた学生たちに心より感謝申し上げます。
授業を担当している期間中は、毎回の授業の準備で手一杯であり、学生が満足するような内容を提供できているのか、また理解のしやすい説明ができているのか、不安でいっぱいでした。ところが、今回「Good Practice」を受賞したことで、安心するとともに、自分自身に少しの自信を持つことができました。自分の担当する講義が、学生から高い評価を受けることは、教員としてこの上ない栄誉だと感じております。ただし、今回の受賞で慢心することなく、より良い授業を学生に提供できるように精進していく所存です。今後も、学生が受講して「分かりやすい」、「面白い」、「楽しい」授業づくりを第一の目標にして、教育活動に取り組んでいきたいと思います。
学生コメント
- 映像資料を有効に用いて、東南アジア諸国に関する事項を分かりやすく詳細に説明していたため。教員自らの経験談も多く、実感を伴って伝わった。
- 学生のリアクションペーパーの質問に答える時間を設けるなど、学生に配慮した授業であった。また、毎回のプリントやビデオもしっかりと考えられていた。
- 教授のやる気が授業を通して感じられた。毎回の授業がとても面白く、就職活動中で忙しかったが受講して良かったと感じた。
- 授業のなかで、最初に前回のリアクションペーパーのフィードバックを行うことは他の授業でもありますが、この講義でのフィードバックは内容が深く、先生自身の体験談も聞けて大変興味が湧きました。またそれが期末レポート作成時の参考にもなりました。
- 担当教員が授業中の私語や遅刻に非常に厳しい方だったので、授業中に騒いだりする人もほとんどおらず、ドアの開閉の音に煩わされる事もなく授業に集中出来たから。
講義概要
本講義では、東南アジアに暮らす人々の社会や文化について学びます。取り上げる主要なテーマは、少数民族、食文化、現代事情の三つです。少数民族については、大陸部と島嶼部に暮らす、様々な民族の生活を紹介します。食文化については、毎回特定の国に対象を絞りながら説明を加えていきます。現代事情については、比較的新しいデータを用いて各国の状況について話をします。本講義の最大の特徴は、上記のテーマに関する視覚教材を多く活用しながら講義を進行する点にあります。また、外部講師による授業も予定しております。東南アジアに関心を持ち、この地域へ実際に訪れたいと考えている学生を特に歓迎します。人数限定の科目です。
到達目標
- (1) 東南アジア地域の範囲を把握する。
- (2) 東南アジア地域の中で特に興味のある国を見つけ出す。
- (3) 東南アジア地域の文化の多様性についての理解を深める。