ニュース FD委員会の活動 2023年度
【2023.09.08実施 Start-up Sophia】授業に役立つMoodle講座~さまざまな機能を使いこなす~ 第1回
タイトル:授業に役立つMoodle講座~さまざまな機能を使いこなす~
第1回 フィードバック・フォーラム・Turnitin・オンライン評定・PDF注釈 機能
日 時:2023年9月8日(金)13:30~15:00
場 所:Zoomによる開催
講 師:チエル株式会社(情報システム室業務委託先)
共 催:情報システム室
参 加 者:30名(教員:28名、職員:2名)
内 容:
当講演会は、インタラクティブな授業へ活用してもらうため、Moodle機能の応用的な操作説明を目的としている。今回は、フィードバック・フォーラム・Turnitin・オンライン評定・PDF注釈の機能について説明があった。いずれも、実際にどのように作成するか画面共有にて明示されるとともに、学生側から見える画面も示された。
フィードバックとは様々なアンケート形式の問題を作成することができる機能であり、受講者の状況を把握することで、授業の調整に役立てることが出来る機能である。本機能では、多肢選択/数値回答/短文・長文回答など様々な形式での回答集計が可能であることが説明された。
フォーラムとは、ディスカッション機能である。5つの形式があり、目的によって形式を使い分けることで、オンラインのディスカッションの他、電子掲示板や、学生の課題や回答をコース全体に共有するなどグループワークとして活用もできる。また、各投稿にファイル添付やTurnitin機能を使用することが出来る旨も説明された。
Turnitinとは剽窃チェックのツールであり、データベースと照合することで、剽窃と疑われる箇所・引用箇所をハイライトし、類似度を%で表示することが出来る。実際の操作方法に加え、「引用文献が明示されている場合には、引用箇所を類似判定対象外とする」など類似度の判定ソース選択が可能であることや、発生しやすいエラーとその解消方法が明示された。
オンライン評定の機能では、提出された課題を課題画面上で評定・フィードバックすることや、Moodleコースの評定表で成績を管理することが可能となる。提出された課題をファイルとしてダウンロードし、評定やコメントを入力して再度ファイルをアップロードすることで、一気に評定を入力することが可能である旨が説明された。
最後に、Moodleの課題画面上で課題に具体的なフィードバックが可能なPDF注釈の使い方の説明がされた。
いずれの機能も授業に役立つ機能であり、参加者から「参考になった」との声が多く聞かれた。
以上
当講演会の動画・資料については動画アーカイブに掲載されています。
動画を視聴いただき、視聴後アンケート(https://forms.office.com/r/0bXWngHABU)にご回答いただくことで、FD活動への参加として取り扱います。
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