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ニュース FD委員会の活動 2024年度

大学院授業アンケート・2023年度秋学期大学授業アンケート集計・分析結果報告会

日時:2024年 4月 9日(火)13:00~14:00

場所:Zoomによる開催

演者:IR推進室

参加者:54名(教員:36名、職員:18名)

内容:

当講演会の目的は、授業アンケートの回答データの集計・分析結果について報告を行い、参加者の本学の授業への理解を深めること、教員の秋学期の授業実施に役立つ情報を共有することであった。今回報告対象となった授業アンケートは、2021~2023年度にかけて実施された大学院授業アンケート及び、2023年度秋学期に実施した「大学授業アンケート」であった。

報告された内容は、以下のようなものであった。(一部抜粋)

<大学院授業アンケート>

・大学院の授業に対する評価は概ね高い。しかしながら、一部の院生がカリキュラムポリシーを知らないと回答しており、入学時点で説明した方がよいのではないだろうか。

・学業や研究に意欲的に取り組んでいる学生が多く、論文指導にも概ね満足しているが、施設設備や奨学金制度に対する不満が見られる。

・卒業後の進路につき、博士前期課程の進学希望者は平均15.1%。この割合を増やすことが求められる。

<大学授業アンケート>

・授業の評価は概ね良好で、特に「この授業に対する教員の意欲を感じた」のスコアが高く、これは2022年度から過去4回実施の結果全てに共通して言える結果である。

・アクティブ・ラーニングの機会は授業毎のバラツキが大きいものの、過去4回実施の結果を比較すると、この設問の伸び率が一番高い。

・設置基準上必要な授業外学修時間の3時間を超えているのは14.6%であり、向上を目指す必要があるのではないだろうか。

・教員の意欲が満足度に影響し、学生自身が主体的に授業に取り組んだかが到達目標の達成に影響する。

・ウォード法を用いてクラスタ分析を行った結果、アクティブ・ラーニングの実施が、高評価クラスタの必要条件であることが分かった。

・生成AIにより自由記述を要約したところ、良い点・悪い点についてそれぞれ5カテゴリに分類された。

最後に質疑応答の時間を設けたところ、参加者より大学授業アンケートの結果をもとに選出される「学生が選ぶGood Practice」受賞者の授業での取り組みを聞いてみたい、という声が寄せられ、今後FD委員会にて企画をしていく必要があると感じた。

以上

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