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ニュース FD委員会の活動 2024年度

FD講演会「2023年度GP受賞者講演会」実施報告

タイトル:2023年度GP受賞者講演会

日時:①2024年 7月 18日(木)12:45~13:20

②2024年 7月 24日(水)12:45~13:20

場所:Zoomによる開催

講演者:①YIU Angela 教授(国際教養学部国際教養学科)

②萬代 雅希 教授(理工学部情報理工学科)

参加者:①21名(教員:15名、職員:6名)

②19名(教員:11名、職員:8名)

内容:

当講演会の目的は、「GP受賞者の授業での取り組みを知りたい」という教員からの声に応える形で、2023年度GP受賞者の中から数名の教員に各授業での取り組みを紹介してもらうことを目的としている。

2024年春学期は、国際教養学部・YIU先生と、理工学部・萬代先生に講演をお願いした。各先生方からは、それぞれ以下のような内容が説明された。

 

<国際教養学部・YIU先生>

・明瞭なシラバスを作ることで、授業の流れや成績評価の透明性を確保している。

・全ての情報を与えるのではなく控えることで、学生のアクティブラーニングを伸ばす工夫をしている。

・Moodleクイズバンクや自動採点機能を活用することで、大人数授業における課題・採点の工夫をしている。

<理工学部・萬代先生>

・授業の最初に「この科目がカリキュラムツリーのどこに位置しているか」や「現在学んでいる内容がこの科目の到達目標のどこに位置するのか」を明示することで、学生自身が今どこ学んでいるのか、を明確にしている。

・「何のために学んでいるのか」を明確にするようにし、関連分野・研究室の紹介も行っている。

・授業中に必ず学生同士で相談をして課題に取り組む時間を設けることで、学生同士でコミュニケーションを取らせ、仲間作りが出来るように工夫している。

 

各先生方の講演終了後には質疑応答の時間が設けられ、参加者からは「クイズの対面・オンラインのバランスをどのように設定しているか」「ディスカッションのテーマをどのように設定しているか」などの質問が寄せられた。

講演会実施後のアンケートでは、参加者から「事前準備をしっかりすることや、様々な工夫がGP受賞につながっていることが分かった」「具体的な方法が示されていたので、秋以降の授業で取り入れてみようと思った」などの声が寄せられ、参加者にとって非常に有意義な講演会となったことがうかがえた。今後も引き続きGP受賞者講演会を企画していきたいと思う。

 

以上

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