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ニュース 各部門の活動 2021年度

ハラスメント防止について

主  催:
総合グローバル学部
講  師:
Sali Augustine 教授(総合グローバル学部総合グローバル学科)
日  時:
2021年11月23日
実施方法:
オンライン
参加者数:
25名(うち、専任教員24名)

概要

 今次の内容は、各学部・研究科等において教授会時等に行われているハラスメント防止意識啓発活動を、内容を拡充して教員間の議論も行う目的で、FD研修として実施したもの。前半の30分間を意識啓発活動の内容を聞いたうえでの質疑応答、後半の60分間をFGS教員間での議論にあてた。

 前半の冒頭、講師より、ハラスメントが学院全体としての主要なリスクとなっており、本学院では見学の精神に照らしてハラスメントに対してゼロ・トレランスの方針を貫いている旨、学生が相談しやすいように窓口を拡充している旨、それにもかかわらずハラスメントの相談や苦情申し立てはなくなっていない旨などの説明が行われた。続いて事務局よりセクシャル・ハラスメントやアカデミック・ハラスメント等について、様々な具体的な例を挙げながら、ハラスメント防止に努めなければならない旨が説明され、特に、教員側に悪意がないような場合でも学生に不安や不快な気持ちを引き起こしかねないことが強調された。続く質疑応答では、学生がハラスメントについての相談をおこなう際のルートについての質問や、学生に学問上の努力を促す際の注意事項などについての質問がFGS教員からおこなわれた。

 続いて後半として、学生センター長から学生センターで把握しているハラスメントの現状についての説明を聞き、ハラスメントの防止策についてFGS教員間で議論をおこなった。教員からは、学生に個別に指導を行う際の注意事項についての問題提起などが行われ、他の教員が取り組んでいる具体的で有効な対策の紹介など、すぐにでも実践に移せる方法を学ぶ有益な場となった。

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