ニュース 各部門の活動　2021年度

主　　催：

外国語学部

講　　師：

カウンセリングセンター

日　　時：

2022年1月25日

実施方法：

オンライン

参加者数：

39名

概要

　カウンセリングセンターのカウンセラーより、学生の抱える問題への対処方法や相談を受ける教員自身のケアについて、様々な事例をもとに説明された。

　オンライン授業の実施により、学生の孤立感や学生同士や教員とのコミュニケーションの低下が問題として浮上している。また、学生が相談したいと感じても、教員は多忙であるという意識から相談を躊躇するケースがあるため、「授業のことでわからないこと、困っていることがあれば遠慮なく質問してください」というメッセージを繰り返し伝えることが重要であると説明された。必要であれば学内の支援を教員と一緒に考えることも重要であり、教員と学生が共にカウンセリングセンターへ相談を訪問することも可能である。また、可能な限り、カウンセリングセンター訪問後の状態や進捗についても教員から学生に確認することが効果的である。

　相談を受ける教員自身のケアも重要であり、セルフケアの方法などについて説明された。普段から自身の精神状態を把握することや、問題に直面した際は学科長や学科事務等の第三者を交えて対応することも効果的である。

　カウンセラーからの説明後には、参加者がブレイクアウトルームに別れ、自身が経験した事例や困りごと等についてディスカッションが行われた。