ニュース 各部門の活動 2023年度
複線径路等至性アプローチ(TEA)
- 主 催:
- 総合人間科学研究科看護学専攻
- 講 師:
- 安田 裕子 先生(立命館大学総合心理学部)
- 日 時:
- 2024年2月28日(水)13:00~16:00
- 実施方法:
- 対面(学内)
- 参加者数:
- 31名
概要
①TEM/TEAについて
TEM(Trajectory Equifinality Modeling:複線径路等至性モデリング)における基礎概念(等至点、社会的方向づけ、社会的助勢、分岐点、必須通過点、非可逆的事件、複線径路と可能な径路、両極化した等至点、歴史的構造化ご招待)とモデルの概要、そしてTEMに基づいて生まれた三鼎理論としてのTEA(Trajectory Equifinality Approach:複線径路等至性アプローチ)と事例を用いた質的分析の手順についての講義があった。
②ワーク、ペアワーク
「大学院に進学を決めるに至った経験」について記述し(10分)、ペアで交換してデータをTEMにより分析を行った(15分)。またTEM図を用いてインタビューを行いながらTEM図を修正してみることについて、ペアで交互に実施してみるという試みをもとに分析方法について学習した。
③まとめ(研究事例の紹介)
「(集団)システムをとらえる」「対象理解と関与の可能性をさぐる」「分岐点における変容をとらえる」といった視点での実際の研究の活用についての講義があった。